ザンビアコーヒーの特徴

現在スペシャルティコーヒーを栽培しているところが世界各国に沢山あります。そこで、BUCKLE COFFEEでは沢山ある生産国から一国をピックアップして紹介したいと思います。今回は「ザンビア共和国」のコーヒーについてです。 

 

[目次]

  1. ザンビアコーヒーの主な「生産地域について」
  2. ザンビアで栽培されているコーヒーの「格付けについて」
  3. ザンビアで栽培されているコーヒーの「品種について」
  4. ザンビアコーヒーについての「まとめ」

 

1. ザンビアの主な「生産地域について」

ザンビア共和国はアフリカ南部の内陸国にありコンゴ民主共和国、タンザニア、マラウイ、モザンビーク、ジンバブエ、ナミビア、アンゴラ、ボツワナの8つの国に接しています。ザンビアの主な生産地域は北部「イソカ地区」、「ナコンデ地区」、「カサマ地区」、首都の「ルサカ」周辺で栽培されています。その中でもカサマ地区では規模の大きい農園が4つあり、コーヒーの生産が最も盛んな地区です。他にも北部州ムチンガ山脈あたりは小中規模の農園が複数あり、高品質なスペシャルティコーヒーを生み出しています。

 

2. ザンビアで栽培されているコーヒーの「格付けについて」

格付けは、①大粒(豆のサイズが18/64インチ以上)のAAと、②小粒(15/64〜17/64)のAに分けられます。

① スクリーンS18~            規格AA

② スクリーンS15~S17     規格A

それぞれカップテスト(テイスティング)で風味を査定し、優れたコーヒーには規格の後に「TOP」や「+(プラス)」などが付けられています。また、上記はあくまで規格になります。風味等は地域や環境、土壌によって変化しますので先入観をなくして様々なコーヒーを飲んでみて下さい。

3. ザンビアで栽培されているコーヒーの「品種について」

主な栽培品種は①「SL28」、②「ブルボン」、③「カティモール」です。

① SL28… 1935年にスコット・ラボラトリー(当時ケニアでコーヒー研究を行っていた機関)により発見、繁殖されました。SLは、スコット・ラボラトリーの頭文字です。収穫性が高くて、干ばつに強く、高地生産に適しています。アフリカなどでは多く栽培されている品種になります。

② ブルボン… ブルボン島(現在のレユニオン島)で発見されたティピカの突然変異種です。ティピカと同じく古くからの品種ですが、ティピカより丈夫で収量が多いのも特徴です。

③ カティモール… ハイブリッドティモール(アラビカ種とカネフォラ種の交配種)とカトゥーラの交配種で、さび病に耐性があります。

4. ザンビアコーヒーについての「まとめ」

① 日本国内ではあまり出回っていないので、ザンビアのスペシャルティコーヒーを店頭で見かけたら「買い」です。

② 生産量は多くないですがザンビア一部地域ではコーヒー栽培の環境に恵まれていて、高品質なスペシャルティコーヒーを生み出しています。

③ アフリカでは珍しく「ナチュラル精製」の豆があるので、発展していけば品質と収量も増えていき日本でもザンビア産のコーヒーが手に入る可能性がありそうです。

 

今回はスペシャルティコーヒーの生産国「ザンビア共和国」を紹介しました。BUCKLE COFFEEではこれからもスペシャルティコーヒーを生産している素晴らしい国々を紹介していきます。

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