ドミニカコーヒーの特徴

みなさんはドミニカ共和国のコーヒーを飲んだ事がありますか?カリブ海近隣諸国で有名コーヒーとしてはジャマイカコーヒー等が日本ではメジャーです。しかし、ドミニカ共和国のコーヒーは長い歴史がありハイチとの国境近くの地域では非常に品質の高いコーヒーが取れることで有名です。そんなドミニカのコーヒーについてお伝えしていきます。

[目次]

  1. ドミニカコーヒー産地について
  2. ドミニカコーヒーの特徴と種類

1,ドミニカコーヒー産地について

ドミニカ共和国は、アメリカの南にあるアンチル諸島の中央に位置する国です。島の2/3はドミニカ共和国で残りの1/3はハイチです。国土は4.9万平方キロメートルで標高2,000m以上の山々が存在します。東南部の平野や北部のベガレアル渓谷は、肥沃な農業地帯となっています。また、ドミニカ人の約7割が農業に携わっており砂糖やコーヒーの生産が盛んです。

ドミニカコーヒーは、国全域の山岳地帯で栽培されています。ドミニカコーヒーの産地は海抜700m〜1500mの傾斜面にあり、シバオ、ノロエステ、シエラセントラル、シオラオクシデンタル、ネイバ、シエラスール、バラオナの7つの地区で栽培されています。

これらの地区は、味や品質が異なるのですが、ハイチとの国境の山岳地帯のバラオナ地区では良質のコーヒーが栽培されています。

2,ドミニカコーヒーの特徴と種類

1700年頃にアラビカ種(ティピカ)の苗木が移植されドミニカコーヒーの栽培がスタートしたと言われています。最近ではカリビアンモカやプリンセサ等の銘柄が有名です。下記がドミニカコーヒーの有名銘柄一覧です。ドミニカ カリビアンモカティピカ種で大粒な豆面が印象的です。ブルーマウンテンに匹敵するコーヒーとも称されて代替え品として使用する喫茶店も有ります。ドミニカ共和国の農務省にもプレミアムコーヒーとして認められています。生産は北部の高地でモカ地区の日当たりの良い斜面を利用して栽培されています。有機栽培をしてる事からオーガニックを好むファンも有します。年間生産量の9割以上はヨーロッパ向けに輸出されています。ドミニカ フェリースカフェドミニカ共和国の中部山岳地帯南部にあるバルデシア地区の標高850m〜1300mのエリアで栽培されています。浅煎りにすると芳ばしい香りと後味にほんのりとした甘みを感じます。フルーティな酸も残るためすっきりとした飲みやすい味わいです。ドミニカ バラオナドミニカ共和国の南部山岳地帯にあるバラオナ地区の標高600m〜1300mのエリアで栽培されています。ハリケーンの影響からカツーラ種に植え替える流れがある中で昔からあるティピカ種を生産しています。ドミニカ プリンセサプリンセサはアルフレッド・ディアス農園(農園主:アルフレッドディアス氏)で生産されています。2007年にはドミニカコーヒー協会の主催する品評会で2位の受賞歴が有ります。その中でもプリンセサ・ワイニーナチュラルという銘柄はブルーベリーや赤ワインを思わせる完熟実ある味わいを楽しめる至極の一品です。BUCKLE COFFEEでも開業当初からある定番銘柄で「これしか飲めなくなった」と言う人が現れるほど中毒性のあるコーヒーです。もはや一般的な苦いコーヒーとは対極のコーヒーとも言えるでしょう。コーヒーの長い歴史があるドミニカ共和国より届いたコーヒーをお楽しみ下さい。

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