有限会社安久工機 Office de Cafe導入事例

コーヒーマシン オフィス 導入事例
この事例が参考になる方製造・町工場で、福利厚生・定着を考えている経営者の方話し手:有限会社安久工機 代表取締役社長|導入 2025年5月|従業員8名

機械設計を強みに、研究開発の試作を手がける有限会社安久工機様。

1969年の創業以来、大学や研究機関、メーカーから寄せられる「アイデアを形にしたい」という相談に応え続けてきました。特に、人工心臓をはじめとする、医療機器の開発を基礎研究の段階から試作で支えてきた歩みは高く評価され、2026年春には会長の田中隆様が旭日単光章を受章しました。

そして2025年には、新たにイノベーション拠点「ヤスラボ」をオープン。その施設に、Office de Cafeをご採用いただいています。

導入の背景や、新しいアイデア、プロジェクトが生まれる環境をつくるために大切にしていることについて、代表取締役社長兼CEOの田中宙(ひろし)様にお話を伺いました。

導入企業/有限会社安久工機
事業/研究開発・試作開発の受託(機械設計)
利用サービス/Office de Cafe
導入時期/2025年5月
規模/8名
Webサイト/https://www.yasuhisa.co.jp/
SNS//https://x.com/YASUHISA_KOKI

ヤスラボの特徴や、Office de Cafeを導入した理由を教えてください。

ヤスラボは、当社の第2拠点であると同時に、ものづくりスタートアップのためのインキュベーション施設として、入居者たちの事業が育つまでを一緒に支えていく場所です。現在医療機器ベンチャーを中心に7団体が利用し、当社の設計・試作の力を生かしながら共に成長していくことを目指しています。

こうした施設では、私たちや利用者との交流・コミュニケーションがとても大事です。そのきっかけになればと思い、Office de Cafeを導入しました。

交流を目的に導入されたのですね。ヤスラボの運営で大事にしていることは何でしょうか。

ヤスラボでは、ここで出会った人同士がどれだけ仕事につながるかを大事にしています。そのため、入居やコワーキングの利用にあたっては、「お互いの成長に意味がある関係を築くこと」を確かめてから契約を結ぶんです。おかげで、入居者の皆さんが「どうすればヤスラボに貢献できるか」を考え、自ら提案してくれます。

入居者であるスタートアップたちには、ゼロからイチを作るために乗り越えなければならないさまざまな課題があります。そのひとつが、アイデアの試作を頼める相手先を探すこと。ネットで検索した企業のホームページを隈なく探してから問い合わせても、返事が来ない、相談できても見積もりが届かないということが、日常的にあります。

でも、同じ悩みを近隣の熟練の職人さんたちに相談すると、すぐに解決することが多いんですよ。長年ものづくりに携わってきた方々なので、「それならあそこの工場が得意だよ」と、知り合いの工場を紹介してくれます。信頼している人からの紹介だから、話が前向きに進みやすいんです。Office de Cafeのコーヒーは、そういった相談の入り口や少し時間を取った会話の場でも活躍しています。

田中社長が人との関わりを重視する理由は何でしょうか。

当社は創業以来50年以上、補助人工心臓をはじめとする機械の試作開発に携わってきました。それでも、専門領域外の相談が突然来ることもあり、自社の技術や知見だけではカバーできないことも珍しくありません。

そうした依頼は、チームプロジェクトとして進めるために、必要な技術を持つ会社を探します。ただ、相手を探すときは、単に見積金額が安いところを選ぶようなことはしません。それよりも、話を聞いてくれる相手なのか、この人と一緒に仕事をしたいかという気持ちを重視しています。自分たちだけではものづくりは成り立たないのが身に染みているからこそ、信頼できる人と一緒に取り組むことが大事だと考えているんです。そして、一緒に何かを飲みながら話す時間は、相手と心がつながるきっかけになると感じています。

田中社長から見て、Office de Cafeはどんな職場で力を発揮すると思いますか。

人の交流を「かき回したい」職場ですね。みんなが自分の仕事に没頭していて、夕方「あれ、今日は誰とも話していないな」と気づくような職場こそ、入れてみるといいと思います。

私だけでなく、多くのベンチャー企業と関わった経験を持つヤスラボ入居者の方も、「うまくいっている場所は雑談が多い」と言います。何気ない雑談は、お互いのことを知る機会や、新しいアイデアや人のつながりを生むことがあるからです。

実は、入居者同士の交流を増やすため、パンとコーヒーを楽しむブレイクタイムを計画しているんですよ。Office de Cafeのコーヒーは入居者たちからも美味しいと喜ばれているので、人が集まる場所には欠かせない存在だと思います。

人と人がつながることで、新しいアイデアやストーリーが生まれる。田中社長のその信念が、自社の事業にもヤスラボの運営にも貫かれていたのが印象的でした。会話や出会いの入り口に、Office de Cafeのコーヒーが一役買っていることを嬉しく思います。ありがとうございました!

(文・撮影 みつはしさなこ)

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