コーヒードリッパーの違い

店頭でスペシャルティコーヒーを焙煎・抽出していると、お客様から「自宅でコーヒーが上手く淹れられない」「ハンドドリップで淹れてみたいが難しそう」などよく聞かれます。そこで、BUCKLE COFFEEでは美味しく淹れられるハンドドリップセミナーを今月から開始しています。ここでは抽出に使うドリッパーを4種類ピックアップして、その特徴について紹介したいと思います。

[目次]

1. BUCKLE COFFEEも使用している「ボンマックのドリッパー」

2. 多くのカフェで使用されている「ハリオのドリッパー」

3. 短時間で淹れられる「コーノのドリッパー」

4. ドリッパーの元祖「メリタのドリッパー」

 

1. BUCKLE COFFEEも使用している「ボンマックのドリッパー」

BUCKLE COFFEEも使用しているボンマックのドリッパーは抽出口が小さく、一つ穴なのでドリップする際の安定性は抜群です。常に安定した味を求める方にオススメです。
・ 抽出のスピード→やや遅い。(細挽きの場合)
・ドリップの難易度→安定して簡単に出来る。
・ 味の出かた→湯だまりは出来るが、他のドリッパーよりもバランス良く抽出される。

 

2. 多くのカフェで使用されている「ハリオのドリッパー」

抽出口が大きいのでドリップする際は、注ぐお湯の調整が必要です。ドリッパー内のリブ(でこぼことした線)が斜めに入っているのが特徴です。
・ 抽出のスピード→早い。
・ドリップの難易度→難しい。抽出のスピードが早いので、細口ケトルでお湯の 量を調整する。
・ 味の出かた→比較的あっさりとした味で抽出される。

 

3. 短時間で淹れられる「コーノのドリッパー」

抽出口が大きいのでドリップする際は、注ぐお湯の調整が必要です。ドリッパー内のリブ(でこぼことした線)が縦にまっすぐ入っているのが特徴です。
・ 抽出のスピード→早い。
・ドリップの難易度→難しい。抽出のスピードが早いので、細口ケトルでお湯の量を調整する。
・ 味の出かた→比較的スッキリとした味で抽出される。

 

4. ドリッパーの元祖「メリタのドリッパー」

抽出口がロートのように細くなっているのが特徴です。抽出がやや遅く湯だまりが出来やすいので、大人数での抽出にはあまり向かない。
・ 抽出のスピード→遅い。(細挽きの場合)
・ドリップの難易度→比較的安定して出来る。
・ 味の出かた→湯だまりが出来やすく抽出に時間がかかる。他のドリッパーよりもやや重たい味で抽出される。

 

今回は4つのドリッパー(ボンマック、ハリオV60、コーノ、メリタ)の抽出の違いについて説明してきました。それぞれドリッパーにも一長一短があり、あくまでもドリッパーに関しては購入の参考にして頂けたら幸いです。
今月からBUCKLE COFFEEではハンドドリップセミナーを開催してます。「ハンドドリップの仕方が分からない」「ハンドドリップの味が安定しない」そのような方に美味しく淹れられるコツを教えています。皆様のご参加、心よりお待ちしたしております。

BUCKLE COFFEE(東京都・大田区・東六郷)では新鮮で美味しいスペシャルティコーヒー豆を自家焙煎で多数取り扱っております。店頭では自家焙煎豆の販売とドリンクのテイクアウトも行っています。一杯一杯ハンドドリップやフレンチプレスで丁寧に抽出していてアイスコーヒー、ホットコーヒー様々な種類を飲めます。皆様のご来店、通販でのご注文を心よりお待ちしております。

BUCKLE COFFEE(東京都・大田区・池上・糀谷・蒲田エリア)スペシャルティコーヒー 通販

http://www.bucklecoffee.jp/

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